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記事について
この記事は「VAPE(ベイプ)」を知って、日常に活用していただけるように
筆者が感じたことを、アフィリエイトリンクを交えて紹介しています
「VAPE(ベイプ)」などの電子タバコ製品は
「20歳以上」を対象とした「趣味嗜好品」のためご注意ください。
未成年の喫煙を推奨するものではありません
記事を書いた時点では、筆者が使用した国内で販売されている各商品に対して
安全性に問題がないと言われていますが、今後新たな研究で覆る可能性もありますので
使用する際には、くれぐれも「自己責任」でお願いします
猫を飼っておられる方は、VAPEを吸う場所や環境に気をつけてください
リキッドに含まれる「プロピレングリコール」は猫が代謝することができない物質であり
「溶血性貧血」を引き起こすため、猫に付着しないように注意しましょう
VAPEの安全性は気をつけるべき?
わりと近年の記事を見ると「問題ない」って書いてあるのが多いのですが
2018年あたりの記事を見ると、ちゃんと問題点を書いている記事があったり
ということで、調べてみて知ったことを書いておきます
結論から言えば「私は自己責任で吸いますけど」という感じですw
ただ、私みたいなタバコ吸わないベイパーが永く楽しむならば
「吸い方」を変えないといけないだろうなと思っています
リキッドの主成分はご存じの方も多い通り
「プロピレングリコール(PG)」
「植物性グリセリン(VG)」
「香料」
の3点が主成分です
そして記載のない「甘味料」の存在があります
PGはおそらく石油由来の原料と思われます
香料も石油由来の原料もあるけど、天然の原料にこだわったリキッドもあります
PGとVGの比率はよく目にしますが、香料がどのくらい入っているかと言うと
おおよそ全体の5%~20%らしいです
これもリキッドによりけりだとは思います
まず「プロピレングリコール(PG)」は、石油由来の原料です
石油を様々な形に変えている過程で出来たもので
よくコンビニのおにぎりで「プラスチック米」とか言われていた食品添加物です
お米の艶を出したりする改良材として現在も使われています
また、防かび、防腐効果もあるので、リキッドも傷みにくいんですね
VAPEでは香料をなじませる成分で、結構苦いらしいです
人体には無害と言われていますが、猫は貧血を起こすので
猫に向かってVAPEの蒸気を吐くのはとても問題ある行為になります
そこで2018年の記事の話になるのですが
そこには「アレルギーを発症する人がいる」と書かれているのです
私はVAPEを吸うと、口内が軽くやけどしたような感覚になります
実際にやけどしているわけではないので、おそらくアレルギー出てると思います
ただ「香料」にもアレルギーはあるようです
私のVAPEのきっかけが「ston s」だったのですが
「ston s」では特に上記のような症状はなかったので
なにか副作用が出るなんて考えてもみなかったんですよね
こういう事があるので、まずは使い捨てタイプで様子を見てみるのが良いのだと思います
↑以前紹介した、私が買った600回の使い捨てタイプ
さらに調べてみた結果、発がん性については
直接PGでは「評価されていない」と書いてあるので調べてもないのかも?
ただ、PGの原料「酸化プロピレン」は「発がん性の可能性がある」部類に入っています
どうやら5V以上の電圧をかけた場合、ホルムアルデヒドが検出されたらしいですが
メッシュコイルを使った製品が多い現在、3.5V付近が上限だと思われます
PODなら4.3V以上のものは私は見たことないので、大丈夫かなとも思うのですが
爆煙などで高ワットになれば検出される可能性は高くなると思うので
基本的には、あまり熱くないようにしたほうが良いのではないかと思います
プロピレングリコールを50%に希釈した液を0.2ml皮膚に塗布する実験では
赤くなった人が多かったともありました
こうやって見ると、非喫煙者がVAPEを始めるのは抵抗感じちゃいますよね?
ちなみに、私の祖父はヘビースモーカーだったのですが
長寿で元気な人でした
発がんって、何か他のメカニズムがあるんじゃないかと思ってたりします
PGだけで言えば、上記のように食品にも多く含まれていますし
化粧品とかにもあって保湿剤としても使われてますから
今更っていう感じではあるんですよね
世界で広く使われている食品添加物の一つで
プロピレングリコールの ADI ※注)は 25 mg/kg/day とのことなので
60mlのリキッドをそのまま飲んでいたとしても大丈夫なくらいの安全性です
※(Acceptable Daily Intake)とは、食品添加物や農薬などの物質について
生涯毎日摂取しても健康への悪影響がないとされる1日あたりの摂取量のこと
ただ、加熱したときの有害性については注視する必要があると思うので
私はお菓子や清涼飲料水を減らしてVAPEしますw
プラマイゼロなのか、添加物とりすぎになるのか・・・
ちなみに、ビーガンの方が使うリキッドには
プロピレングリコールではなく「プロパンジオール」というのが使われているそう
グリセリンと同じような保湿性があって、化粧品でよく見かけます
抗菌性もあるので、こっちのほうが安全なのであればこちらがメインになるはずですが・・・
化粧品の表示を見てみると、プロパンジオールと記載される場合は「1,3-プロパンジオール」で
プロピレングリコールは「1,2-プロパンジオール」と書いてあったりするので
何から作っているかの違いだけなのでしょうか?
次に「植物性グリセリン(VG)」ですが
植物性とあるとなんだか安心してしまいますよね
ADIは「設定は不要」とされているのですが
食品自体アレルギー源になるものがあるように
「植物性グリセリン(VG)」だってアレルゲンになる可能性もあるわけです
ただこれも、よく化粧品に用いられていますし
保湿ティッシュ「鼻セレブ」が甘い理由の一つがこのグリセリンだったりします
自動的にパッチテストを何年も行っている状況の人もいると思います
なのでこれも気にしてもしょうがないかなって思っています
ちなみに蒸気が白く出るのはこの成分がメインらしいので
VGの比率が高いものは蒸気が白く見えやすということでしょうか
甘く感じるのもこの成分ですね
最後に「香料」ですが、これが一番難しい
各メーカーは絶対公開しない「秘伝のレシピ」的な部分ですから
どんな香料を使っているかわかりません
食品グレードだから安全って言いますけど、植物性や石油由来のもあるわけで
鵜呑みにするのはまずいと思っています
香料にはおそらく、芳香族アルコール、メントール、バニリン、酢酸エチル、酪酸エチルなどが
使われていると思われ、これらの成分が肺機能を減衰させることがわかっているらしいです
アメリカでは、実際に肺炎を起こす人が出てきていることから
注意すべきということになっています
ただ、これは「ビタミンEアセテート」が問題だとわかるまでのことなのか
定かではないのですが、これについては2019年には言われていることなので
今売っているものに含まれているということは考えにくいと思っています
あと「メンソール」が入ったリキッドについては
メンソールが入っていないリキッドと比較して
肺機能にダメージを与えることがわかっており
「ビタミンEアセテート」と同程度の危険性がある可能性との見方を示しています
2018年7月には、あの有名な雑誌「Nature」で
「3年半の長期使用で害が見られなかった」と発表されました
インフルエンサーさんたちは7年以上吸っていて、無事そうですし
思ったほどではないのか、たまたまなのかわかりませんが
使用している方から見ると、3年半は比較的安牌な期間なのかも?
タバコも本数より、吸っていた年数が健康被害に影響があるとのことだったので
吸わないという選択肢が一番良いのはわかっていますが
悪あがきで、日々の摂取量は2mlあたりに留めるのが良いかなと思いました
2mlは、タバコ換算で1箱分吸ったくらいの目安量と言われてます
休みの日に多少オーバーする程度なら良いと思いますが
毎日2mlでも、一本60mlボトルのリキッドが1ヶ月で消費できる量ですからね
お試しセットなどによくある10mlの量は、平均3~10日で消費するらしいので
経済的な面を考慮しても一日2mlは良いラインじゃないかなーと思います
そして、いつか早い時期に卒業するようにしたいと思います
それまでに安全な成分でリキッドが作れるようになると良いのですけどね
ちなみに、VAPEショップの店員さんは1日中吸っているため
60mlボトルが1~2週間で消費してしまう方もいるそうです
最後に
日本はかなり多くの食品添加物を認可している国ですが
それより少ない認可の外国で同じ成分のリキッドが使われているので
食品添加物の中では安全性は高いのかも知れません
ですが、「加熱する」とどうなるのかという点で
加熱式たばこの方での実験データにはなりますが
2000種類の有害物質(アセトン、アクロレイン、グリオキサール、ホルムアルデヒドなど)
70の発がん性物質が検出されてという記事があります
加熱式だから有害物質は減らせている、ということはないようなので
VAPEに関しても「体に良いわけがない」と思って趣味嗜好するのが良いですね
ものによっては、ちゃんとした食品工場のようなところではなく
普通の一室で作られているものもあって衛生面が気になるようなものも一部あったり
粗悪品を買ってしまわないように気をつけたい所
食べ過ぎ飲み過ぎで、許容量を超えて最悪なくなってしまうことがあるように
取りすぎないことを意識しておくことも大事だと思います
特にVAPEは一旦肺に入れた水蒸気をかなりの量吐き出しているわけで
1パフでどのくらい有害な成分を摂取しているかと考えると
そんなに気にしなくても良いんじゃないかなと
私は一日2ml未満なので、ゆっくり楽しんでいきたいと思います♪
そして、冒頭に書いた「吸い方」については
「葉巻」のようにふかすだけで、肺に入れないようにすれば
リスクを減らして楽しめるのではと考えています
その時は高抵抗か、爆煙のどちらがより美味しく味わえるか
今から考えながら色々試してみようと思います
追記(2024年9月20日)
リキッドの「甘さ」について、色々調べていたところ
甘さが濃く感じられるものの中に「香料」の表記に含めて「スクラロース」などの
合成甘味料を含めているらしいことがわかりました
甘さが控えめだったり、甘くないリキッドに「スクラロース」はまず入っていないでしょう
「スクラロース」は、高温(138度~)で塩素ガス(HCI)を発生するとのことで
これはVAPEリキッドで使用すると塩素ガス(HCI)が発生するのではないのかなと思いました
もし発生していたならば、直接肺にダメージを与えるわけで
発がん性などの心配が高まってしまいます
まだ日本だけでなく、米国やEUでも認可している物質ですが
甘いリキッドをこれからも使っていこうとしてた私にとってはとても痛い・・・
ヨーロッパ系のリキッドは、甘さが控えめなものが多いみたいですし
国産の「LEGITEX」あたりも甘さが控えめとのことで
できるだけ合成甘味料が入っていない、または少ないリキッドで楽しむ方向で
調整していこうかなと思います
・・・思いますが、試したい甘いの多すぎて悩みますねー
植物性グリセリンだけで、満足する甘さのリキッドがあるのかどうかもわからないのが悩ましい
爆煙機でふかすだけにするのが精一杯の抵抗かな?
追記(2024年11月19日)
最近、リキッドの甘味料を変更したというショップさんを見かけます
上記の理由で甘味料を変更したのであれば嬉しいことなのですが
今度の甘味料は何なのか?気になってしまいます・・・
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